【海外ドラマ】SUITS/スーツ シーズン4 第13話「過去へのドライブ」レビュー

スーツ シーズン4 第13話

CSチャンネル・AXNで海外ドラマ・ SUITS / スーツ シーズン4 第13話 「過去へのドライブ」が放送されたのでレビューしてみます。未だマイクへの怒りが収まらないルイス、見かねたハーヴィはマイクとルイスの仲直りのために人肌ぬぐことに…。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】SUITS/スーツ シーズン4 第12話「尊敬とプライド」レビュー

SUITS / スーツ シーズン4 第13話 「過去へのドライブ」あらすじ

原題は “Fork in the Road”

ドナとレイチェルは食事に。
レイチェルが “カトリーナの就職を手助けしたこと” をドナがルイスに話してしまったことをレイチェルは知った様子。ルイスはそのことを知ってレイチェルと和解することを提案してきたが、レイチェルはマイクとも和解するように諭す。しかしルイスはそれだけは受け入れられず和解には至らなかった模様。

ジェシカは、自分の提案通りマローンへの口裏合わせに協力したルイスに一目追いた様子。
ハーヴィの家を訪ねたジェシカはそのことから、”ルイスと仲直りして” とハーヴィに伝えるが、自分自信にその気がないこと、そして「ルイスがマイクを許すこともない」ことを語る。それを聴いたジェシカは「(ルイスがマイクを)許すようにもっていく方法を考えて」と告げる。

スーツ シーズン4 第13話

6年前の回想ーーー。
マイクが入社する以前、ハーヴィがパートナーになるよりも前。
当時もハーヴィとルイスの仲を取り持つために、ドナがアドバイスをくれていた。ルイスをレストランに呼び出し酒を酌み交わさせ、良きとろこでドナが電話をして彼を呼び戻す(ハーヴィはルイスとの会食なんて気が進まないため30分で切り上げさせるため)。さらにウェイトレスに金を掴ませルイスの酒をこぼさせて離席しやすくする。このころからドナの有能っぷりは輝いていた様子。

会食で意外にも意気投合したふたりは、当時の事務所代表であるハードマンに直訴。
ふたりをジュニアパートナーに昇格させて欲しいと提案する、しかしハードマンは「マッカーノンモーターズ」という企業の顧問契約をとれたらどちらかひとりを昇格させる、と告げる。ルイスはハーヴィとふたりで一緒に昇格したがったが、ハーヴィは虎視眈々と自身の昇格を狙う。。。

その当時、マイクはメッセンジャーをして日銭を稼いでいた。
旧友・トレバーは自分の失態のせいでマイクが大学を卒業できなかったことに負い目を感じ、1年間はトレバーの支払いでワンランク良い部屋で同棲生活をスタートしようと持ちかける。(トレバーは薬の売人もしていたため見入りがあった)

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ハーヴィはルイスとの和解のためにある作戦に打って出る。
第12話で(ハーヴィにとってはお荷物の)クライアントを譲渡されたルイスだが、それでは彼は満足しなかった。そのためハーヴィはこんどは2人で1つの大きな案件を担当することを提案する。

ハーヴィがルイスと組んで扱う案件は、過去にふたりが顧問契約をとりつけた「マッカーノンモーターズ」の事案。
ルイスはふたりきりで仕事をするとおもっていたが、そこにマイクを呼んだハーヴィ。ルイスは断ろうとするが、ハーヴィが有無をいわさず、移動中の車内でマイクとのゴタゴタにケリをつけろ、と告げる。

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移動中の車内、ルイスとマイクは一向に口をきこうとしない。
マイクは、ドナやレイチェル、ジェシカとは和解したのに自分とだけ和解しない理由を問うがルイスは彼女たちは「マイク・ロスというガンに蝕まれた哀れな患者だったから」と皮肉。すると後部座席のマイクも「迷惑しているのはこっち、ルイスは自分のハゲ頭をうしろからみなくてすむだろ」と痛烈なひとこと。

ようやく口をきいた、ふたりの口論をきいてニンマリするハーヴィ。

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ふたたび、回想。
ジェシカはハードマンが昇格をかけてハーヴィとルイスを争わせていることを知る。このころからジェシカはハーヴィに一目置き、ハードマンはルイスに一目置いていた。

ハーヴィはマッカーノンとの面接にこぎつける、ニューヨーク中の弁護士が彼の顧問を狙うなか未だに顧問が決まっていないことに、ハーヴィはマッカーノンの求める物を誰も提示できていないのだ、と考える。彼の望みは「忠誠心」。それを見事言い当てたハーヴィは契約間近。
しかし、それを嗅ぎつけて同業の大手が事務所に顧問契約を持ちかけてくる。実は、ハードマンの狙いははじめからこれだった。。。権利相反になるためハーヴィにマッカーノンとの契約をさせないとするハードマン。利用されたことをしったハーヴィは憤慨するが。。。

ハードマンの策略でマッカーノンの弁護で負けそうになるハーヴィ、ドナは特許法に詳しいルイスの手助けを借りるべきとアドバイス。もちろんハーヴィにその気はなかったが、「ルイスと仲直りすらできないなら、マッカーノンにもパートナー昇格にもふさわしくないわね」とたきつけられてしまい。。。

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マイクはメッセンジャーの仕事をする傍ら知り合った、弁護士事務所の社員・クレアと恋仲になる。
クレアが職場で困っていた移民問題に、マイクは無償で手伝いを申し出る。マイクは天才的な記憶力をダシに「ロースクールに行っている」とクレアに言ってしまったのだ。

さらにマイクには別の問題も。退学となった理由であるトレバーとの同居について、マイクの祖母・エディスは猛反対。マイクは彼女を説得しようとするが孫の将来を台無しにしたトレバーを許さないエディス。

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ハーヴィはルイスに和解を申し入れ、ふたりで勝利を勝ち取る。しかしハードマンは自分に逆らったハーヴィの昇格を認めず、ルイスを昇格させる。
実のところハーヴィの情報をルイスが横流ししていた、それをしったハーヴィは憤慨。ルイスは強い方についていいところどりしたいだけだ、と彼を非難。ルイスも「勝ったのは自分だ」といい、ふたりは決別する。

マイクはクレアの上司に移民問題の解決策を提示する。クレアも喜ぶが、彼女が席を外すと上司は態度を豹変させる。
クレアに気があったその上司はマイクと彼女の関係に嫉妬し、マイクの素性を調査。彼が法学生ではないことを知るとそのウソをタテに脅し、クレアに近づかないよう警告するのだった。

クレアは上司から話をきき憤慨、マイクは弁明しようとするがクレアは話すら聞こうとしなかった。。。

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車中で祖母のことを思い出していたマイク。
それを聴いてルイスは祖母の話を持ち出し、彼の身の上話すら「作り話だろう」と皮肉る。祖母のことまでコケにされたマイクは憤慨。

給油のためスタンドに立ち寄る一行。
ハーヴィが席を話した隙にルイスはマイクに飛びかかる。ハーヴィが仲裁するが、ルイスは泣き出してしまい。。。

落ち着いたマイクはウソをついていたことをルイスに謝罪する。
自分の両親が交通事故で死んだことを告げると、ルイスは事前に調べてそのことも知っていた。明確に和解の言葉は交わさなかったが、暗黙の了解で仲直りしたふたり。

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回想。
クレアと絶縁したことにショックを受けるマイク。
エディスの反対を押し切って、トレバーの部屋に引っ越すことを決意。エディスも賛成はしないが、諦めたように送りだす。

ドナは、ハードマンの攻撃からハーヴィを護ろなかったジェシカを暗に叱責する。
「あなたは秘書にすぎないのよ」と釘をさしつつも、ジェシカはすべての事情を知っていたことを明かす。ハーヴィはいずれパートナーになる(技量がある)、だから今のうちに周りに目を向ける訓練もしておくべきだ、とこの機会を利用して勉強させたのだった。

そのころ、レイチェルはピアソンハードマンの面接をうけ、パラリーガルとして就職が決まる。

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マッカーノンに到着した、一行。
ハーヴィはルイスとマイクに仕事を任せて立ち去ろうとする。「半々で受け持つと入ったが俺とじゃない」と。
すでにすっかり和解した様子のマイクとルイスは依頼人の元へ向かう。帰りはルイスがマイクに運転を教えてやる、とまで冗談をとばし。。。