CSチャンネル・AXNで海外ドラマ・ SUITS / スーツ シーズン4 第6話 「マグカップの救世主」をレビューしてみます。買収で泥沼化するマイクとハーヴィの関係、さらにレイチェルの余計な行動が取り返しの付かない事態を招くことに…。
前回のレビューはコチラ。
SUITS / スーツ シーズン4 第6話 「マグカップの救世主」あらすじ
原題は “Litt the Hell Up”
ルイスは前回ドナに演劇の舞台に誘われたのをきっかけに、舞台恐怖症というトラウマを克服できたことを彼女に感謝。
マグカップとネックレスを贈る。感激のドナ、ルイスは自身の失態を詫びハーヴィに仲直りを申し込もうとマグカップを用意するが、ドナが止める(マグカップを贈る程度じゃハーヴィは受け入れないから)
しかし、舞台に立つことにルイスの後押しもあったことから、ドナは恩返しとしてハーヴィとの仲を取り持つ事に。
マイクはフォースマンがシドウェルに金を渡したことを危惧するが、シドウェルはそれよりもマイクとハーヴィの結託をショーンから聴き問い詰める。
レイチェルが倒れたことを明かし、釈明。シドウェルは納得しマイクはひとまず窮地を脱する。
ローガンからのモーションを受けるレイチェルは彼に断りを入れに行くが、彼のアピールに負けキスを受け入れてしまう。
ハーヴィはルイスからのマグカップを受け取っても、もちろん許す気にはなれないのだが、新たな問題が浮上。
ローガンが証券取引委員会に連行される。ショーンはローガンの前でマイクとハーヴィが結託していた(と彼が思い込んでいるだけ)ことを暴露する。ローガンはハーヴィを問い詰めるが、ショーンに目をつけられた今、ハーヴィが株をもっていようがそれは使えない(違法になるから)。
ハーヴィはローガンがマイクと直接交渉するほかない、と薦めるがローガンはマイクと面会することを断固拒否する。
連行の件をきいたレイチェルはドナにローガンとのことを相談する。ドナは慰めるのだが…。
窮地を脱したマイクは、ハーヴィが株を動かせない事を察し、このタイミングでローガンを攻撃しようと考える。
そこへハーヴィが接触を申し込んでくる。ハーヴィは「金を払うから買収を諦めろ」と申し入れるが、マイクは拒否。逆に「金を払うからそっちが諦めろ」と突き返し交渉決裂。
ジェシカはハーヴィに、ローガンが取締役会にせっつかれていることを報告。彼はそれをネタにローガンに買収を諦めるよう仕向ける。
それをうけたローガンは、レイチェルが情報をハーヴィに流したことを感づきレイチェルを問い詰める。レイチェルはローガンを取り合おうとしないが、その態度を見たローガンは「マイクと直接あって話す」と脅しめいた発言。
ローガンはキスのことは言わないと誓いつつも、レイチェルのことを諦めないと宣言する。
それでも不安なレイチェルは「面会は上司のシドウェルに任せるべき」とマイクに進言する(ローガンと会わせたくないため)。
マイクは面会を機にハーヴィと仲直りしたい、と突っぱねてしまう。思惑のハズれたレイチェルは、面会事態を破断にさせようと、マイクに余計な入れ知恵をしてしまう…。
面会の場でハーヴィ、ローガンはマイクの提示した額で和解を承諾する。
しかしレイチェルの入れ知恵で、マイクは「ハーヴィとローガンは契約を切り、ハーヴィはマイクの顧問弁護士に戻る」よう条件を出す。とうぜんローガンは拒否するが、この場でハーヴィに答えを出せ、とマイクは要求する。
悩んだ末ハーヴィはマイクを選ぶ。ローガンは激怒し結果t系に交渉事態も決裂していまう。
ハーヴィは力を見せつけるようなマイクのやり方を叱責するも、ローガンに条件を飲ませるとマイクに約束する。
ジェシカはショーンに目をつけられたことを危惧し、マローンのたてた株購入の計画をルイスに見せ、穴がないかを探らせる。ルイスは計画の穴を見つけ「株取引事態がなかったことにできる」方法を見つけ出した。ジェシカはそれをすぐには実行せずにハーヴィと相談する、と持ち帰る。
ルイスは手柄を立てたと喜ぶが、ルイスの秘書・カトリーナが先手を打つべき、と余計なアドバイスをしてしまいルイスは行動に出てしまう…。
ドナは交渉決裂の原因がレイチェルの差金だと感づき彼女を責める。
ハーヴィはマイクの後ろ盾であるフォースマンに直接交渉を持ちかけるが、フォースマンは拒否。それでもハーヴィは株をもっていたことで強気な態度だが、ルイスが密かに株の購入を無効化してしまいフォースマンはそれを買っていた。。。
フォースマンが株をかったことでマイクは棚ボタ的に買収に勝ったカタチになるが、それは同時に上司・シドウェルを契約からはずさなくてはいけない、という合図(フォースマンからの要求)でもあった。
どうしてもシドウェルに言い出せないマイクは、フォースマンと今後も組んで仕事をしよう、と持ちかけその手付に買収額100%を差し出そう、と提案する。(つまりシドウェルを契約から外すのと同義)
ハーヴィはルイスの勝手な行動を叱責し、ルイスは自分の裁量を認めて欲しいと怒鳴るが、二人の溝はけっきょく埋まらず…。「もう俺の邪魔をするな」とルイスを突き放すハーヴィだった。。。
ルイスはハーヴィの鼻を明かすため、個人的にフォースマンと接触、「ルイスに負けることがハーヴィにとっては何よりの屈辱」であると説明しルイスはフォースマンからギリス産業の株を買い取る。
そうとは知らないマイクはフォースマンに話を持ちかけるが、既にギリス産業はローガンの手中。
裏切られたマイクは唖然。さらにフォースマンは投資家として失敗したマイクを自分の部下に雇い入れようとするが、マイクは拒絶する。
株を買い付けたルイス、ハーヴィは勝手な行動を叱咤しつつも、買収を精巧に導いたルイスを評価する。「ハーヴィとの仲直り」と「ハーヴィのハナを明かした」両方を達成したルイスの表情は嬉しそう。
しかしルイスはフォースマンに脱税の指示を受けていた、カトリーナにはこのことを明かすルイスだが今更断れない、と苦しむルイス。
フォースマンはシドウェルにマイクの裏切りを密告、マイクは投資銀行の職を追われてしまう。
レイチェルはその知らせをうけてショック。ローガンとのことを告げようとする、ドナは「今は言うべきじゃない」と止めるのだが…。
感想&あとがき
[rating]
THE 余計なことをする女 is レイチェル。
自分の裏切りを隠すために取り返しの付かない事態を招き、それ謝罪するタイミングも選ばず更にマイクをどん底に突き落とそうと言うのかあ〜?!マジファッククソ女って感じ。苦笑
仕事を終われ、ハーヴィと仲直りもできず、これでレイチェルの裏切りをしったらマイクはいったいどうなってしまうんだ…。
ルイスはルイスで、ハーヴィへの一途かつ歪んだ執着からジレンマに。
まあ、こちらもカトリーナの余計なアドバイス(レイチェルほどではないけど)のせいで、深みにハマってしまった感があるのですが。。。みんながみんなドナのアドバイスだけを聞いていれば全部うまくいくような気がするのになあ〜。。。笑
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