CSチャンネル・AXNで海外ドラマ・ SUITS / スーツ シーズン4 第7話 「突然の別れ」が放送されたのでレビューしてみます。職を失ったマイク、さらにレイチェルは自分の裏切りをマイクに告白し事態は思わぬ方向へ…。
前回のレビューはコチラ。
SUITS / スーツ シーズン4 第7話 「突然の別れ」あらすじ
原題は “We’re Done”
マイクは等身銀行の職を追われ、撃沈。
レイチェルは「完ぺきな人はいない」と彼を慰めるが、その言葉は彼女自身の過ちに向けられているようにも感じられる。
フォースマンはマイクを部下にするために100万ドルの契約金を提示する。マイクは断ろうとするのだが、「これを断るなら君は糞野郎ってだけでなく、バカだ」とフォースマンに釘を差され、考えてしまうマイク。
ジェシカはフォースマンの一件でルイスを評価し「ご褒美」をあげることに。ルイスは自分の名前を事務所の名前に加えてくれ、と頼むがそれは高望みし過ぎだとあしらわれる。
ルイスは秘書のカトリーナに相談し、ご褒美に何を要求すべきかを相談するのだが。。。
マローンはルイスが自分の仕事のミスをリカバーしたことをしり、「自分を信じてくれなかった」とジェシカをなじる。(子供かよ 笑)
ドナはマイクがクビになったことをハーヴィに伝える。それを知らなかったハーヴィは、ドナのすすめを受け入れマイクに会いにいく。
マイクはうんざりだ、という顔だがハーヴィを部屋に入れる。フォースマンにハメられたことを察したハーヴィ、マイクが彼に誘われていることを聴きハーヴィはそれを止める。マイクはハーヴィに頼ることを拒む。「取り返しの付かない人間の気持ちなんてわからないだろ」とマイクに言われるハーヴィは「俺はな…」とつぶやき、ある人物を紹介する。
マイクが紹介され会いに行ったのはスタン・ジェイコブソン。(シーズン1・第11話で登場した経歴詐称の会計士)
彼は経歴詐称で職を失った後、統計分析の仕事に就いていた。マイクは人生をリセットした彼にその秘訣を聞く。スタンは「一番大事なのはいくら稼ぐかではなく、毎日誰と一緒にいるか」だと説く。マイクはその言葉に何かを得たように、立ち上がり彼と握手を交わす。
ハーヴィはマイクの元上司・シドウェルにかけあい有力な株情報と引き換えにマイクの復職を持ちかける。
が、シドウェルはそれを断る「そんなに言うなら自分で雇えばいい」と返されるハーヴィ。ハーヴィはダメ元でジェシカにマイクの復職を打診するが、当然断られてしまい。。。
マイクはスタンのアドバイスを得て、稼ぎのいい仕事への執着を捨てる。
君(レイチェル)がいれば仕事なんてなんでもいい、と彼女に話し新たなスタートを切る決意を語る。それを聴き、自分の裏切りとマイクの心意気に感傷的になってしまったレイチェルは涙が止まらなくなる。そしてローガンとキスしたことを吐露してしまう。
それを聴いたマイクはショックを受け、部屋を飛び出していってしまう。。。
マイクは飛び出した勢いでローガンの家へ殴りこみ。文字通り彼を殴りつけ、乱闘に。ローガンは「彼女はむしろその気だった」と話し、マイクは彼を睨みつけて部屋を後にする。
いっぽうレイチェルはドナを訪ねる。彼女は「マイクはハーヴィの家に言ったはず」とレイチェルを慰める。その言葉どおり、マイクはその足でハーヴィを訪ねる。マイクの殴られた顔を見て、部屋に迎え入れるハーヴィ。
翌日、マイクはピアソンスペクター事務所の前を訪れ、レイチェルに事の真相を問いただす。レイチェルは取り繕おうとするが逆効果、ウソをつかれていたマイクは激昂し「君がいれば仕事なんてなんでもいい」という言葉は間違っていた、と悪い方向へ考えを改めてしまう。
レイチェルは涙ながらに事務仕事をするが、その様子をみたルイスが慌てたように彼女を慰める。しかし「好きな人と一緒に入れない未来になどなんの意味もない」と彼女は語る。それを聴いたルイスは自分とシーラの事にその言葉を重ね、ショックを受けてしまう。
さらに、失意のレイチェルの前にローガンが現れる。彼はレイチェルが自分に気があると思い込んでいたが、マイクとの別れに傷心のレイチェルはローガンに怒りをぶつけ彼を突き放した。
ルイスはレイチェルの言葉を受けシーラと会う時間を作ることが必要だと考える。そこで、ジェシカからのそこで、将来的な事務所のパートナーの地位と休暇を増やすことを要求し、ジェシカもそれを承諾。
ルイスはフォースマンとの取引きを終わらせよう彼のオフィスに向かう、そこで契約金を受け取りサインを求められる。ルイスは断ろうとするのだが、フォースマンに弱みを握られた彼は従わざる負えなかった。
サインを済ませ帰ろうとすると、フォースマンのオフィスにマイクが現れる。彼はフォースマンのもとで働く決意を固めていた。
フォースマンの恐ろしさを身をもって体験したルイスはマイクが彼の下で働くことを断固阻止したいと考える。「ルイスがなんとかしてくれるっていうのか?」とマイクに問われるとルイスは「まかせろ」とニンマリ。
ルイスはハーヴィとジェシカを呼びつけて、自分へのご褒美を撤回、マイクを再雇用する許諾を求める。ハーヴィは激励、ジェシカは撤回させようとするが、マイクの雇用を拒めばルイスにその理由を問われ続ける、とハーヴィはジェシカを説得する(ルイスはマイクの経歴詐称を知らない)。
ジェシカは苦虫を噛み潰したような顔でハーヴィを見る、彼は「そもそもマイクをクビにしたことが間違ってた」と得意げ。
ハーヴィはルイスの下についたことを野次りながらも嬉しそう。ハーヴィはマイクにレイチェルのことを許してやれ、と諭す。ハーヴィの真摯な言葉にマイクは考えこんでしまう。
さらにハーヴィはローガンを呼びつけ彼との契約を切ることを宣言する。「もしもジェシカに泣きつきでもしたら、こんど君を殴るのはマイクじゃない俺だ」と宣言しローガンを追い返した。それを見ていたドナもニンマリ。
レイチェルが家に帰ると、マイクも既に帰宅していた。
マイクは荷物をまとめしばらく家をでる、とレイチェルに伝える。さらにピアソンスペクターに復職することも告げ、レイチェルは複雑な表情をするのだった。。。