【海外ドラマ】THE FALL 警視ステラ・ギブソン シーズン3 全6話ネタバレ&まとめ

THE FALL 警視ステラ・ギブソン シーズン3

第3話「記憶」(原題:The Gates of Light)

THE FALL 警視ステラ・ギブソン シーズン3 THE FALL 警視ステラ・ギブソン シーズン3

あらすじ&ネタバレ

ギブソンはスペクターの倉庫を創作してみつけた大量の日記を精査。日記に記されたスペクター自身の言葉やイラストから、彼の中の闇を垣間見ることになる。
日記と共に盗撮写真や女性物の下着が見つかったことから、スペクターが自供している意外の被害者がいるのでは…?と考えるギブソン。さらにスペクターが日記に記した女性たちの下着を盗み、自ら着用した写真が残されていた。ギブソンはこの性癖が後に絞殺魔に発展する要因だったのでは、と考えた。
ギブソンは日記に記された女性たちの安否を確認するため捜査に乗り出す。

記憶を失ったスペクターは、カウンセラーの聴取を受ける。
彼は確かにここ数年の記憶が欠落していた。殺人犯であることは告げられず「勾留中」だということだけを知らされたスペクターは「自分はいい人間だ」と語る。

ギブソンはスペンサーの妻・サリーの心労を危惧し、起訴の取り下げを検討するが上層部はそれを認めない。

いっぽうでサリーはギブソンに弁護士を雇うが、スペクターは記憶を失ってから初めて「自身が連続殺人犯」であることを知らされる。殺人の詳細を聴かされ動揺し困惑するスペクター。どの被害者も彼の記憶にはなかったが、唯一ローズだけは過去に交際歴があり彼の記憶にも残っていた。

ローズはギブソンの元にやってきて、拉致された時の様子を証言する。怯えながらは証言するローズだが、犯行当時スペクターは彼女に暴行を加えなかったことから、ギブソンは彼がローズを「愛していた」のではないか?と推測する。

翌日、スペンサーは病院内のカメラ通じて尋問を受けることになる。スペクターの弁護士・ヒーリーはスペクターの記憶障害を持ち出し、裁判をお超える状態ではない、と訴える。裁判長もそれを認め、精神鑑定が行われるまで審議は延期される。いっぽうでサリーはスペクターのアリバイ作りのために虚偽の証言をしたことを問題視され、彼女も後日法廷に呼び出されることとなる。

スペクターの精神鑑定を行うことになったオーガス・ラーソンはギブソンと彼の記憶障害について話すが、ギブソンはスペクターは「記憶障害を装っている」と訴える。いっぽうでオーガスは鑑定を厳正に精査したい旨を伝える。

いっぽうギブソンのチームは、件の盗撮女性の身元を特定。数年前に殺されていたことが判明する。事件の犯人は既に服役中だったが、その男が幼少期スペクターと同じ施設で育ったことが明らかになる。

そのころ、サリーは子どもたちに薬入りのミルクを飲ませ寝かしつける。放心状態の彼女は子どもたちを車の後部座席にのせて海へとやってくるのだが。。。

第4話「内なる地獄」(原題:The Hell Within Him)

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あらすじ&ネタバレ

記憶を失っているスペクターは精神鑑定を受けることとなり、裁判の進展は鑑定が終わるまで持ち越される。
ギブソンたち捜査チームは鑑定が終わり次第スペクターを追い詰められるよう証拠がために奔走していた。いっぽうでスペクターの弁護を引き受けた弁護士・ヒーリーたちは、スペクターが自白するに至るまでの間、ギブソンとスペクターが親密な関係にあったのでは、と勘ぐり始める。「ギブソンに執着していたスペクターが、彼女の口車によって自白に誘導された」と主張する気なのだ。

スペクターの妻・サリーは二人の息子に薬を飲ませ、車ごと海へ入水自殺を図る。しかし通りがかりの人物によって未然に救出され、親子揃って病院へ搬送される。
事件の報道を聞きつけたギブソンは、自分たちの捜査と裁判が彼女を追い詰めたのだと感じ、深く憤る。彼女への起訴を決めた上層部とジムに怒りをぶつけるギブソン。病院へ搬送されたサラは放心状態、オリビアは一命をとりとめるが、リアムは意識不明。

ヒーリーはスペクターの聴取をしようと病院を訪れる。記憶を失う前の自白音声や、犯行現場で彼が自ら取った動画を見せて記憶を呼び起こそうとするが、依然記憶は戻らない。それどころか自身が凶悪な殺人鬼であることに憤り、パニックになってしまったスペクター。聴取は中断される。
いっぽう、ケイティは病院にやってきてヒーリーを介しスペクターに手紙を渡そうとするのだが、保釈違反を侵しているケイティは警官に見つかり、逃げるように病院を立ち去る。

スペクターは精神鑑定を前にサリーの心中未遂を聞かされる。未だ息子の記憶を取り戻さないまま、リアムの顔を拝顔し、スペクターは精神鑑定施設へと送られる。
ギブソンは鑑定を担当するオーガス・ラーソンに面会し、スペクターの倉庫から見つかった日記のコピーを見せる。異常さの伺えるポエムとイラストが描かれた日記を、今日意味深けによむラーソン。ラーソンはスペクターへ偏見を持たずに接しようとするが、ギブソンは「スペクターへの警戒を怠るな」と警告する。

捜査本部にもどったギブソンはふたたびローズの聴取を行う。ローズはスペクターと肉体関係を持った際に、彼が「死体になるよう」命じたことを明かす。
彼女の息を止め性交しその後蘇生させる、という異常な行為に及んでいた。

ギブソンはスペクター逮捕前にローズからの聴取に登場した「ピーター」(スペクターの以前の名前)という名前をスペクター本人に漏らしてしまったことを明かす。ギブソンは彼を牽制するつもりで口に出したのだったが、結果的にスペクターは、そこから「ローズが情報提供者」であることを察し、彼女を襲うに至ってしまった。その話をきいたローズはギブソンの判断ミスを責めず彼女を許すのだった。。。