素朴な風貌の演者が地味に良い
演者のほとんどが有名な他作品では見かけない方ばかりでした。
主演の[actor][name]エイサ・バターフィールド[nname]([altname]Asa Butterfield[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm2633535/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/07/asa_butterfield.jpg”][aactor]は、ボクは「エンダーのゲーム」ぐらいでしか見たことなかったです。目が青くてとにかく瞳がキレイな印象。まちがいなく美少年ではあるのですが役柄もあってか華やかな印象はなく良い意味で草食なオタクっぽさが出ていて作品のモチーフを崩しませんでした。
ヒロインのチャンメイ役は [actor][name]ジョー・ヤン[nname]([altname]Jo Yang[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm6691600/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/07/5c0b3dbdd46f53f12212fc442ee8b7cb.png”][aactor]。彼女も他の作品で見たことないです。というか映画のデータベースサイト・IMDbでみても他の出演作がないようなんですよねえ。。
素朴な顔立ちで消して美少女ではないですがなかなか愛される東洋顔だと思います。
個人的にはルーク役の[actor][name]ジェイク・デイビーズ[nname]([altname]Jake Davies[aaltname])[sameus urls=”http://www.imdb.com/name/nm4881203/”][image urls=”https://motetai.club/wdps/wp-content/uploads/2016/07/4640a6ef41124875a17987efe55945ef.png”][aactor]がいい味だしてたと思う。
神経質そうな局面といじめられたときのあのなんとも言えない切ない表情がすごく印象的だった。ヒゲめっちゃこいけど。
メイン、脇役全体をとおして「華のあるタイプ」があまりいないのでストーリーに集中できた感はある。しいていうなら主演のエイサはルックス高位な部類だとは思うけど。インド系とか人種がけっこう幅広くでているけどみんな「並」な感じ容姿なので、意図的だったかどうかはともかく作品には好影響だったと思う。
あとがき
[rating]
映画全体の質感とストーリー展開はとても好みだった。
ただ恋愛要素を多めに盛り込んできたところが個人的にはあんまりいただけなかったというか…苦笑。単純にボクが恋愛映画すきじゃないってだけなんだけど。最後に親子愛にもっていく過程で、思春期の過渡、恋愛要素を踏み台にした部分があるんだろうけどそれなくても成り立たせられたんじゃないのかな〜とも思う。ハンフリーズとジュリーのくだりもそこに恋愛とか性の要素をもってこなくても成り立っただろうに、なんか伏線要素が増えるだけで散漫になっちゃってる気もした。
とはいいつつもチャンメイやレベッカが瞬間的にネイサンに送った視線の描写はなんか甘酸っぱいものを感じてキュンキュンする感じはあったのだけれども。
けどチャンメイとのベッドシーンはいらなかったと思う。笑
ジュリーが「息子にどう接していいかわからない」といった患者の家族特有であろう悩みを演じる上で、ただ怒ったりするだけでなくひきつったような作り笑いをうかべるのもリアルに感じた。
自閉症自体もボク個人は身近でないし、数学の天才っていうモチーフとしては未知は部分がおおい題材なので、半分ファンタジーみたいな感覚もあるんだけど。
ひとえに「母の愛」の大きは感じた。苦悩しても理解できずとも子供の為を思って行動しているんだなあ、って。
なんだか年末に母親と口喧嘩したことが急に思い出されて、いたたまれない気持ちになってしまいました。苦笑
https://www.youtube.com/watch?v=tHbl_3bh8PE