海外ドラマを多く放送している無料チャンネル・Dlifeで海外ドラマ マーベル エージェント・オブ・シールド シーズン3 第16話 「儀式」が放送されたのでレビューしてみます。ハイヴはヒドラの幹部をマリックの家に招集するのだが。。。
ちなみに前回のレビューはコチラ。
マーベル エージェント・オブ・シールド シーズン3 第16話 「儀式」あらすじ
原題は “Paradise Lost”
マリックは自宅に帰ってくるが、彼に先んじてハイヴが来訪していた。
ハイヴはマリックの家にヒドラの幹部を集め、「自分の本当の姿」を見せる、と語る。
コールソンはトランジア襲撃の際(第15話参照)に、殺したはずのウォードの姿を目撃したことが未だに気がかりな様子。
トランジアの幹部はハイヴによって身体を溶かされてしまったが、フィッツたちはその遺体を回収し研究をすすめる。
ウォードを乗っ取っている存在(ハイヴ)が、異星でウィルの身体を乗っ取った際には彼の記憶を自分のものにしていたため、ウォードの体を乗っ取ったのであればシールドの所在地もつかんでいるはず。なのに一向に襲ってこないことから、ウォードには何か別の目的があるのでは…?と考えるシモンズ。
コールソンはマリックがトランジアを買収して何かを企んでいることを危惧する。
トランジアの参加にはバイオ農薬企業があり、どうもそれがヒドラの悪巧みに利用されるようなのだが。。。
マリックはチャールズに触れられたことで、自身の死ぬ瞬間を目撃してしまっていた。
その様は、体中の細胞が内側から破壊され無残な姿で死を遂げるものだった。そして、マリックを殺すことになるのは…ハイヴらしいのだ。
マリックは自分が用済みになったのだと危惧するが、娘のステファニーは「考えすぎだ」となぐさめる。
しかしマリックの不安は拭えなかった。
スカイとリンカーンは、サウスダコタに潜伏しているジェームズという人物に会いに行くことになる。
ジェームズは、スカイの母であるジャイーンが率いていたアフターライフで、「インヒューマンズ」候補者として選抜を待っていたが、自身が選ばれなかったことに恨みを持っているのだという。
ジェームズは人里離れた小屋にバリケードを作って暮らしていた。リンカーンとスカイは彼の家に近づこうとするが、スカイはジェームズが仕掛けた地雷を誤って踏んでしまう。
能力を使って難を脱したが、ジェームズはふたりへの敵意を剥き出しにし、仕方なくリンカーンが彼を攻撃して失神させる。
ジェームズを捉えたふたりは、かつてアフターライフに滞在していた際に、ジェームズが「古代のインヒューマンズ」について語っていたことを思い出し、その情報を聞き出そうとする。
ジェームズは協力的ではないが、リンカーンはジェームズが「インヒューマンズになりたがっている」ことを利用し、テリジェンクリスタルを渡す代わりに情報を教えろ、と交換条件を出す。
テリジェンを欲するジェームズは、アフターライフから盗み出した球体をリンカーンに渡す。
その球体はどうやらクリー星(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーなどに登場)の異星人が作ったもので、地球で誕生した最初のインヒューマンズに与えた遺物らしい。
リンカーンは球体を手に入れると、ジェームズにテリジェンを渡さずに帰ろうとする。騙されたと知ったジェームズは、リンカーンがかつて恋人を自身の能力で殺してしまったことをスカイに打ち明けるが、リンカーンはバツが悪そうにスカイを連れてその場を立ち去った。
フィッツとシモンズは、ウォードが殺した遺体から細胞を食い尽くす細菌を発見する。ウォードを乗っ取った存在が、その細菌を操っているらしいのだが。。。
いっぽうで件の農薬工場に潜入したシールドのエージェントたちは、施設内部に潜入するがあらゆる資材やデーターは既に持ち去られたあとだった。
施設内には「蛾」のような生き物の死骸が残されていたが。。。
施設内にはギエラが刺客として送り込まれるが、彼の能力が生き物を動かすことには利用できないことを突き止めたシールドは、密閉室にギエラとメイを閉じ込める。動かすものがない空間で肉弾戦で戦うことになったギエラは、メイの格闘術の前に敗れ、拘束されてしまう。
夜になると、マリックの邸宅ではヒドラの幹部が集められ会合が開かれる。
そこにハイヴが現れ、ヒドラの幹部たちの前で演説を始める。いち工作員であったウォードの姿を見ても幹部たちはその話を信用できなかったが、するとハイヴは自身の本当の姿を露にする。
マリックは、ハイヴが「器にしてきた人間たちの記憶を有する」かどうかを訪ねたが、ハイヴはそれには応えなかった。
マリックが危惧していたのは、かつてハイヴの「器」になるためにモノリスの中へ人身御供として捧げられた弟・ナサニエルのことだった。
マリック家では代々、モノリスを通じて、異星に閉じ込められたハイヴへの生贄を捧げていた。
小石を使ったくじ引きで選ばれた人物がモノリスの中へと旅立つ。彼らはそれを一族の使命と疑わず受け継ぎ続けていたが、マリックの父親は自身が生贄になることを恐れ、小石に印をつけて自らが選ばれることがないようにズルを働いていた。
マリックは不正を働いた父親を糾弾しつつも、そのいっぽうで自身も同じように生贄になることを恐れ、その小石を使い、生きながらえてきた。
それを知らなかった弟・ナサニエルは、ある日のくじ引きで生贄に選抜される 。ナサニエルはそれで命を落とすことになった。
異星に送られた生贄はハイヴの器にされる運命だった、無論ナサニエルもかつてハイヴの器にされていた。
そのためハイヴにはナサニエルの記憶が全て残っていた。兄・ギデオンの不正を叱責し、娘・ステファニーの前でこき下ろすハイヴ。
マリックはチャールズの予知を見せられていたため、この場で責任を求められハイヴに殺されるのだろうと、予見する。
覚悟を決め、死を覚悟したマリックだが、ハイヴが求めった犠牲は別のものだった。
ハイヴはマリックには手を出さず、代わりにマリックが大事にしていた娘・ステファニーを目の前で塵に変えてしまう。
泣き崩れるマリック。
スカイはジェームズの言葉を聞き、リンカーンを問い詰める。
インヒューマンズになる依然、精神的に不安定だったリンカーンは酒に溺れていた。彼を心配した当時の恋人と運転中に口論になり、気づくと車は事故を起こし、彼女は虫の息になっていた。
アフターライフのゴードンはリンカーンを監視していたため、彼女を救い、リンカーンはそのままアフターライフに身をおくことになったらしい。
リンカーンの告白をうけてスカイは、自身の隠していたことも話す決意をする。
それは、チャールズの能力によって見せられた未来で、「シールドの誰かが死ぬ」という予知だった。
シモンズは研究の結果、ウォードを乗っ取っている存在が細菌を操っているのではなく、細菌そのものなのだと理論ずける。
マックは捉えたギエラから情報を引き出そうとするが、彼はクチを割らなかった。
ギエラは自力で拘束ケージをこじ開け、脱走を図る。ギエラはシールドの母船コックピットにやってきて操縦桿を動かし、母船を墜落させようとする。
なんとか墜落は免れたものの母船はギエラに乗っ取られてしまった。
メイは乗っ取られる寸前にスカイに救難信号を出す。
それを受け取ったスカイとリンカーンは世界各地に散らばったシールドのエージェントたちを招集するのだった。。。