海外ドラマ・ クワンティコ FBIアカデミーの真実 第14話 「答えを求めて」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたので今回もレビューしてみます。ナタリーの死を受けて絶望したアレックスは、彼女がただひとり信用できる人物・サイモンの元を訪れるが…。
前回のレビューはコチラ。
クワンティコ FBIアカデミーの真実 第14話 あらすじ
原題は “Answer”
過去視点
前回、ドリューの過去を知ったアレックスは当該の事件にリアムが関わっているらしいことを突き止める。
アレックスはドリューに協力し事件の真相をつきとめようと持ちかける。リアムをなかば脅迫し、過去の事件の真相をリアムから聞き出すアレックス。
ケイレヴは500万ドルの大金を工面、偽名の「マーク」名義で「ケラー」という人物に金を渡そうとする。
同室のウィルは同期達の何かをチェックしているようだが、ことさらケイレヴにも注視ししている様子。ケラーとの会話の様子をウィルに盗み聞きされてしまう。
レイナとニマの姉妹の関係には少しずつ溝ができている模様。
レイナは姉に秘密で密会を繰り返し、ニマはそれと悟られないように監視している。レイナのチャットをのぞき見たニマは、レイナに変装して相手の家に潜入、そこで見つけたのは大量の銃火器であった…。
未来視点
どこかの、雪の降り積もる山小屋に身をおくサイモン。
拳銃を自分のあご顎下につきつけ自殺を図るも、引き金をひくことができず踏みとどまる。以前よりも荒んだような風貌の彼、そんな彼の元へアレックスが訪れる。
テロの呪縛に苦しめられているサイモン、従軍時代のこと、自分がテロ計画をつくったこと、爆弾のスイッチを離したこと、それらが彼の精神に重くのしかかる。爆破の呪縛から開放されたいサイモンは「アレックスの罪すら自分が背負っている」と感じており、アレックスに銃を向ける。
アレックスは真犯人から接触があったこと、ナタリーが死んだことを告げ、助けを求めに来た。アレックスはサイモンだけが信用できると切にうったえるが、サイモンは協力を拒否。
アレックスを殺して自由になりたいと願い、アレックスは供に戦うことを求め続ける。
結果的にサイモンはアレックスを殺すことは踏みとどまったが、山小屋に火を付け焼身自殺を図るのだった。。。
サイモンの苦悩
事件後、サイモンは孤立化し山小屋へ。
レイナはミシガンの実家、レイナはNY支局、シェルビーは家業に戻り、ケイレヴは音沙汰無し。アレックスの行動が同期達を貶める結果となり結果、皆散り散りに、サイモンもアレックスに対して怒りを抱いているようだ。
サイモンは自分の作った計画が多くの死者を出したことに絶望し、第11話でアレックスが「爆弾のスイッチから手を話していい」と言ったことを逆恨みしている。それが結果的に2回目の爆発を引き起こしたから。
アレックスに銃を向けて殺そうとするサイモン、それでもアレックスは「信用できるのはサイモンだけ」だとうったえ、協力を懇願する。
アレックスを殺すことを踏みとどまるも、彼女の申し出は断るサイモン。さらに焼身自殺を図ったかにみえましたが、どうやらこれも踏みとどまった様子。
ラストのシーンではアレックスの部屋を訪れたサイモンが自ら彼女への協力を申し出ました。
ドリューの過去とリアムの失態
ドリューの昔の恋人(妊娠していたフィアンセ)であるアリシアが過去にFBI絡みの事件に巻き込まれ死んだことが前回明かされました。
その事件を調べているうちにリアムが関わっていることを突き止めたアレックスは、おせっかいを発動させリアムに事の真相を聞き出そうとします。
事件は「武装集団のオトリ操作」だった。
FBIは、とある武装集団に武器や弾薬をちらつかせてしっぽをつかもうとしたが食いつかなかった。そこでFBIの保管庫にある「パンサーAR-15」というライフルを餌にしておびき出すという作戦をリアムが思いつく。
思惑通りに事は運ぶが、どたんばで情報提供者の裏切りにあり充分な準備もないまま突入作戦を敢行。しかしすでに武装集団のメンバーもライフルも消えたあとだった…。
その場で死者は出なかったが、のちにシカゴで餌として売った「パンサーAR-15」を利用した武装強盗事件が起きる。リアムが彼らに売った銃で事件がおき、ドリューの恋人であったアリシアがその事件で犠牲になったのだった。
その真実をしったドリューは激怒し、訓練中に同期達の前でリアムを責め立てる。
そのせいでドリューは退学となった…。