【海外ドラマ】ザ・フォロイング シーズン3 第10話「大鴉」レビュー

ザ・フォロイング シーズン3 第10話

CSチャンネル・AXNで 海外ドラマ ザ・フォロイング シーズン3 第10話 「大鴉」が放送されたのでさっそくレビューしてみたいと思います。ジョー・キャロルの死刑執行当日、ジョーは予想外の行動に出る…。

ちなみに前回のレビューはこちら。

【海外ドラマ】ザ・フォロイング シーズン3 第9話「闇の配達人」レビュー

ザ・フォロイング シーズン3 第10話 「大鴉」あらすじ

原題は “Evermore”

ついにジョー・キャロルの死刑執行の日を迎える。

ライアンもその報道を注視するが、グウェンはジョーに執着するライアンをなだめる。前回、妊娠が発覚したグウェンだがそのことはライアンに告げることができず…。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話

死刑場へ向かうため独房から拘束されて移送されるジョー。
武装した警護に囲まれ移送されてきたジョーだが一瞬の隙をついて、ライアンのサングラスの部品で作った凶器(第9話参照)で警護の首を一刺し。さらにスタンガンを奪ってもう一人を倒す。ドアを施錠し、武装していない役人3人を人質にたてこもる。

彼らの前で、倒した警護の目にスタンガンを当て続け、目を焼きニヤつくジョー。「簡単に殺せると思ったか?」と。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話

ジョーの件の通達がFBIにも届く。
ジョーは監視カメラを通じて、人質以外の職員を全て撤退させ2時間以内にライアン・ハーディをよこすように要求する。

ライアンはジョーの求めに応じて刑務所へ向かう。途中、報道を見て心配したグウェンから電話をうけるも、グウェンの制止を振り切りジョーの元へ。またしてもグウェンは妊娠を伝えることができなかった。。。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話

そのころ、逃走を続けるテオはとある廃屋に足を踏み入れる。そこに寝泊まりしていたジャンキーのカップルの男を殺し、女を連れ去るテオ。

テオが連れ去った女性はテオの妹・ペニーだった。
隠れ家の民家にペニーを連れてくるテオ、隠れ家にはテオがどこからか拉致してきた男性の姿も…ペニーはその男性を横目にしても驚いた様子をみせない。”テオの所業” に慣れている様子。ペニーはテオがストラウスの弟子であることも知っている模様。

テオはストラウスを殺し追われていること明かす(ペニーは自堕落な生活を送っておりニュースをみておらずテオが追われていることを知らなかった)。唯一の親類であるペニーを連れて逃げるつもりだったのだ。

そこへジョー・キャロルの立てこもり事件の報道が飛び込んでくる。驚くテオ。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話 ザ・フォロイング シーズン3 第10話

ライアンはひとり、銃を持たずにジョーの立てこもる部屋へとやってくる。
ジョーはライアンの服を脱がせ丸腰かどうかを確認し、手錠をはめて入室するように要求。しかしライアンは人質を解放しないなら帰る、と強硬姿勢を魅せつける。それをみたジョーは仕方なく人質をひとり解放する。

人質が無事ひとり解放されると、ライアンはジョーの要求通り手錠をはめて入室する。するとジョーはライアンをスタンガンで襲う。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話 ザ・フォロイング シーズン3 第10話

テオはストラウスが残した “暗号化された手帳” を解読しようとしていた。
その中には名前のリストがあり、それによってテオはこの状況を脱することができる、と考えている様子。その計画にはライアンが邪魔になる。ペニーは止めようとするがテオはライアン抹殺を目論む。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話

ジョーは、ライアンが心のそこではジョーとキズナで結ばれていると感じているはず、と語る。ライアンは呆れてバカにするが、ジョーはそれを認めないと人質もろとも全員死ぬ、と警告する。

ジョーは人質のひとりを診察台の上にくくりつける。何かをしでかすと危惧したライアンはジョーの話に同調してみせる。
しかしジョーと同じく自身を殺人狂とは認めたくないライアンは、ジョーと同種であることを否定してしまう。意に反した答えを聴き、ジョーは人質の目をえぐりだそうとする。焦ったライアンは自身の夢に度々ジョーが出てきたことを語る。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話

それを聴いたジョーは手をとめライアンの話を聴く。夢の中では二人は友人で、酒を酌み交わしながらジョーに殺人を教わっている、と語るライアン。
ジョーは「よく認めてくれた」とライアンに親友だと語りかける。ライアンはそれを否定するが、ジョーはかつてライアンが復讐のために人を殺した(ほとんどはジョーのフォロワー)ことを挙げ、ライアンを巧みに口説く。その末に、ライアンは涙ながらに、殺人の瞬間に「満足感と力を感じた」と発言する。

ライアンの言葉を聴きジョーは満足そう。
ライアンの拘束を解く。するとライアンはジョーに懇親の腹パン。しかしジョーはライアンの本音が聞けたことで満足し、自ら両手を差し出しライアンに手錠をかけさせた。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話 ザ・フォロイング シーズン3 第10話

テオは刑務所のシステムを遠隔でハッキング、パソコンから刑務所のすべてをコントロールできるようにしていた。

そのころ、ライアンはジョーを拘束し連れだそうとするが、その様子をパソコンでみていたペニーは「テオを守る」と独断行動。PCを勝手に操作して、刑務所の他の囚人たちの房の鍵を開けてしまう。
ライアン、ジョー、人質2人の前に凶悪犯達がなだれこむ。マイクとマックスは危険を察知し突入しようとするが、テオのハッキングに阻まれ扉があかない。

ライアンはリンチにあいながらも人質2人を守る。ジョーは予てからバカにしていたひとりの囚人に捕まり連れ去られてしまう。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話 ザ・フォロイング シーズン3 第10話

しかし人質のひとりが刺され、もうひとりは囚人たちの人質にされてしまう。追うライアン。
後から追ってきたライアンは人質を救うことを名目に、囚人たちを次々と殺していく。その残虐さを目の当たりにした人質は怯えた様子で。。。

ジョーは連れ去った囚人に酔って絞め殺されそうになるが、そこへライアンが戻ってくる。一時の躊躇を挟んでライアンはジョーを助ける。

扉のロックを解除し、マイクたちが突入。ジョーは取り押さえられ、呆然とたちつくすライアン。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話

騒ぎが終息し、ライアンはグウェンに電話。無事であることを伝え、ジョーの処刑を見届けることにした、と伝える。グウェンは辞めるように伝えるがライアンの決意は固い。

テオはペニーの独断行動を非難。しかし生き延びたライアンを未だに狙っている様子。
ストラウスの暗号を解かなければ、と焦るテオはストラウスと一番近い人物であるジョーに着目。彼がかつて大学講師をしていたさいに引用していた本の名前から暗号解読のヒントを得る。安国を解読すると現れたのは、何かの居場所のようだが。。。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話

ジョーの処刑は予定通り執行される見込み。
ライアンはなぜあんな騒ぎを起こしたのか、と問うが彼はライアンに自分との絆を認めさせたかったとかたる。そしてライアンの中に自分が永遠に生き続ける、と語り死を享受した様子。

死刑処置室につれてこられたジョーは薬剤を投与される。
ライアンや被害者遺族の見守る中、死刑の時を迎えた。エドガー・アラン・ポーの「大鴉」の一節を引用しライアンに最後の言葉を残すジョー。薬が体に周り悶えた後にジョーは静かに息をひきとる。
その様子を見ていたライアンは複雑な表情をうかべるが。。。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話 ザ・フォロイング シーズン3 第10話

死刑執行を終え、ライアンはバーへやってくる。
ウイスキーをふたつ頼み、誰もいない隣の席に添える。すると彼の前にはジョーの幻覚が現れその酒を酌み交わす。ジョーは戸惑い酒を飲み干すと彼の姿は消えていた。。。

ザ・フォロイング シーズン3 第10話 ザ・フォロイング シーズン3 第10話