第1話 「フェーズ６」（原題：Phase Six）
あらすじ&ネタバレ
トム・チャンドラーを艦長とする駆逐艦 ネイサン・ジェームス号は武器評価試験のために北極海を目指すことになる。出航にあたり、現地で鳥の研究をしたいというウイルス学者 レイチェル・スコットとその助手 クインシー・トフェットを乗せ、一行は北極海を目指す。
ネイサンジェームスは4ヶ月の任務を終えアメリカに帰還することになるがレイチェルは自身の研究が未だ未完だと訴え任務の続行を本国に要請。それによってネイサンジェームスは北極に足止めを喰らうことになってしまう。
レイチェルとクインシーは北極の雪の大地から何かの「サンプル」を採取していたが、そこへロシア軍らしき攻撃機が飛来し彼らを襲う。海兵たちはレイチェル達を保護するも、ロシアが急に襲ってきた理由がわからない。
するとレイチェルは自身が研究する「ある治療法」を狙ってロシア軍がやってきたのだと語りだす。
出航の7ヶ月前、レイチェルはエジプトで致死率100%のウイルス感染に遭遇。その治療法を探すためにレイチェルは船に乗船したらしい。船が北極にいた4ヶ月の間にウイルスは世界の80％まで蔓延し世界は破滅へと向かっているらしい。ネイサンジェームスは事実確認のために本国と通信を図るが、事態はおもったよりも悪く、既に大統領は死亡、各国との後っこうは断たれ、世界中が無法地帯と化しているらしかった。
チャンドラーはクルーたちに状況を正直に明かし、本国帰還のためにフランス領の給油所へ向かおうとする。
しかし、フランスからの応答はなく直後大陸から核ミサイルが発射されるのを確認する。ネイサンジェームスは慌ててその海域を離脱するが給油もままならないままフランス領土はミサイルによるキノコ雲に覆われる。
しばらくして沖合にイタリア船舶を発見した一同は交信を試みるが応答がない。クルーたちは船に乗船し物資を回収しようとするのだが、船の中にはウイルスによって死んだ患者たちの遺体が所狭しと並べられていた。
レイチェルは遺体から血清を作ろうと血液を採取、その過程でひとりのクルーがウイルスに感染してしまい、彼は絶望してその場で自殺してしまう。
ネイサンジェームスにはチャンドラーの家族から無事を知らせる連絡が入り、安堵するチャンドラー。
レイチェルはまともな研究資材があれば抗ウイルス薬を作れるかもしれない、と希望を語る。チャンドラーはレイチェルの言葉を信じ資材調達を優先課題にかかげる。
副艦長のマイクはアメリカ本土への上陸を提案するが、本土帰還が危険だと判断したチャンドラーはキューバのグアンタナモ海軍基地へ向かうことを決定する。
いっぽうでレイチェルの助手・クインシーは密かに通信を使って、アメリカ本土帰還が阻まれたことを何者かに報告していた…。
※ザ・ラストシップ シーズン1 第1話 のもっと詳しいレビューはこちら
第2話 「グアンタナモの罠」（原題：Welcome to Gitmo）
あらすじ&ネタバレ
副艦長・マイクは4ヶ月間の間、ウイルスに関する情報を隠していたレイチェルに嫌悪感を示し辛辣な言動をぶつけるようになる。
チャンドラーは彼を諌め、レイチェルの抗ウイルス薬完成を最優先に考えるよう説得する。
一行はキューバのグアンタナモ基地へと降り立つが生存者は確認することができなかった。
クルーたちは「基地内の偵察」「船の給油」「医療資材の回収」の3チームに別れて基地内部へと進む。すると偵察を行っていたチャンドラーたちの前にテックス・ノーランという男が現れる。ノーランはグアンタナモの収容所で働いていた看守だったが、ウイルス蔓延によって基地は機能を止め、収容されていたアルカイダの囚人が武器を持って闊歩していることを警告する。
資材回収にあたっていたダニーたちのチームは海軍病院から資材を回収することに成功するが、アルカイダ兵に包囲されてしまい身動きが取れなくなってしまう。
さらに給油部隊もアルカイダ兵に襲撃されてしまう。ネイサンジェームスに残っていたマイクはとっさの機転で援護砲撃しアルカイダを一層、クルーたちを回収することに成功する。
チャンドラーとノーランは手を組み偵察を続けるがそこでアルカイダ兵に囲まれてしまう。しかしコレもまたマイクの援護砲撃によって難を脱することに成功する。
チャンドラーはノーランを受け入れネイサンジェームスに乗船させることにし、グアンタナモを離れようとする。
が、クインシーは資材整理のため出航時間を伸ばすように要請する。しかし、それを受け入れた矢先、イギリスの駆逐艦がグアンタナモへと接近する。
アメリカと友好関係にあるイギリスなら、と警戒を緩めるチャンドラーだったが駆逐艦が接近し視認するとそれはイギリスではなくロシアの駆逐艦であることが判明する。
ロシアの駆逐艦はネイサンジェームスにミサイルの標準を合わせ「欲しいものを貰いに来た」と要求を告げてくるのだった。。。
※ザ・ラストシップ シーズン1 第2話 のもっと詳しいレビューはこちら
第3話 「脱出」（原題：Dead Reckoning）
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