【海外ドラマ】スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話「彷徨う死体」レビュー

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話

人気の海外ドラマシリーズ「BONES -骨は語る-」の11シーズン 第5話「蘇った死体」(原題:The Resurrection in the Remains)でドラマ「スリーピー・ホロウ」とのコラボエピソードが登場。前編を「BONES」で後編を「スリーピー・ホロウ」で放送するという構成で公開されました。
個人的には「スリーピー・ホロウ」はチェックしていなかった作品だったのですが、前編をBONESで見ましたしせっかくのコラボエピソードなので後編の スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話 「彷徨う死体」もレビューしてみようと思います。

ちなみに前編の「BONES」のエピソードレビューはこちらからどうぞ。

【海外ドラマ】BONES -骨は語る- シーズン11 全22話ネタバレ&まとめ

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話 「彷徨う死体」あらすじ

原題は “Dead Men Tell No Tales”

ブースたちの捜査が一段落を終え、ジェファソニアンからハウ将軍の遺体がスリーピー・ホロウへと搬送される。

道中、搬送業者は道で女性を轢きかけ、慌てて駆け寄るがその女性は怪しい魔術を使って業者を追い払う。女性の正体はイカボットの宿敵・パンドラ。
パンドラは車に積載されていたハウ将軍の遺体に呼びかけ彼の遺体を魔術で蘇生させる。ハウ将軍を焚き付けかつて彼を殺した張本人であるイカボットに復讐させようと企てる。

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話

スリーピー・ホロウではハロウィンシーズンの催しが開かれていた。
イカボットたちもそれを楽しんでいたが「ジェファソニアンから送られたはずのハウの遺体が届いていない」という報がとどく。

事態を聞きつけたイカボットとアビーは、道端に乗り捨てられた搬送業者の車を発見するがその中にはハウ将軍の遺体はなくなっていた。

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話

ふたりは付近を捜査し、近くに霊廟を発見する。それはかつてイカボットたちがイギリス軍人を埋葬するために建造したものだった。中に入るとハロウィンの仮装をした少年の遺体が発見される。霊廟に迷い込んだ付近の住民が何者かによって殺されたらしい。

その犯人はすぐに姿を現した。復活したハウ将軍は霊廟に埋葬されていたイギリス軍人たちの遺体を呼び起こし、死者の軍団となってイカボットたちを包囲する。
死者の身体に銃弾は通用せず、イカボットとアビーはその場から走り去るがハウ将軍の軍団も後を追いかける。

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話 スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話

なんとか将軍の追手から逃れたイカボットは、かつて自分が彼を殺そうとした復讐をしにやってきたのだと考える。
イカボットはワシントンの文献からハウがパンドラによって「ドラウグル」と呼ばれる「歩く死者」に変貌させられたと推測。ドラウグルを止めるためにはハウが埋葬されていた墓に、何らかの緒が隠されているらしいのだが。。。

イカボットとアビーは、前回の捜査で得たハウの遺骨と土から彼の墓の場所を特定するために、ふたたびジェファソニアンのブレナンのチカラを借りることになる。

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話

ブレナンの調査でハウの遺体は議会議事堂に埋葬されたらしいことが判明するが、現にそこにはお墓など存在しない。

イカボットはワシントンが密かにハウを埋葬したのだろうと推察するが、彼の話を聴いたブレナンは彼らの事件に興味を抱き捜査に同行したがる。
ブレナンが説得に応じることのない頑固者であることを見抜いたイカボットは彼女たちの同行をしぶしぶ認める。

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話

議会議事堂の地下にやってきたイカボットたち、するとそこにはイカボットの指輪が鍵となった秘密の霊廟が隠されていた。

世紀の発見!とブレナンは興奮するが、床に仕掛けてあったスイッチをブースが踏んでしまい仕掛け扉が出現。イカボットとブレナン、アビーとブースの二手に分断されてしまう。さらにイカボットたちの頭上から仕掛けの火炎放射器が出現し炎を吹き出す。ふたりはとっさに身をかがめてやりすごす。

ブレナンを心配したブースは仕掛けのスイッチらしきものを発見し銃で破壊。すると扉があがりブレナンたちは無事に救出される。
しかしブースの心配をよそにブレナンはこの墓を掘り起こすべきだ、と騒ぎ立てる。

ブレナンは火炎放射器が放った匂いからそれがナパーム弾の成分であると見抜く。イカボットたちが探していた「ドラウグル」の弱点、それは火で焼き払うことだったのだ。

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話 スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話

かつてイカボットがマンハッタン島侵攻の際に、ハウ将軍はドラウグルの軍隊を使って侵略を試みた。
が、それを見抜いたワシントンはナパームと同じ成分である「ギリシャ火薬」をつかって、町ごとドラウグルの軍団を焼き払ったのだった。

「ギリシャ火薬」がナパームと違う点は、土や水で消すことができず全てを燃やし尽くすまで消えない、ということだった。つまりスリーピー・ホロウの街を焼き払ってしまわない限りドラウグルを倒すことがきないのだ。

そのころ、パンドラとハウ将軍は、ハロウィンの仮装に身を包んだ住人たちに紛れて街を闊歩し、イカボットへの復讐計画を練っていた。

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話

イカボットたちは、ハウ将軍を地下におびき出し地下の密閉空間でギリシャ火薬を使うことを思いつく。

いっぽうで夜が訪れると、ハウ将軍はドラウグルの軍勢を従え街に姿を現す。一般市民に向けて銃を向け発泡しようとするが、既の所でイカボットとアビーがやってきてドラウグルたちをギカに誘い込むため応戦する。

イカボットは予定通りドラウグルたちを地下に追い込み、ジョーとジェニーがギリシャ火薬をつかってドラウグルたちを焼き払うことに成功する。ハウ将軍はイカボットにトドメをささせることなく、自ら炎の中に飛び込み消滅する。

スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話 スリーピー・ホロウ シーズン3 第5話

ジェファソニアンでは議会議事堂の地下を掘り起こすことになりブレナンは興奮を隠せない。イカボットたちは捜査への協力を感謝する。