スーパーナチュラル シーズン10 第1話「黒い眼」あらすじ
原題は “Black”
クラウリーと共に姿を消したディーンは、元始の剣をにぎり悪魔となって蘇生する。
いっぽうサムは姿を消したディーンとクラウリーを探すため、悪魔を捕らえては柄にもなく拷問して情報を聞き出そうとする。更にあらゆる文献をあさりクラウリーの手がかりを追うサムだがいっこうに足取りはつかめずにいた。
クラウリーと行動をともにしているディーンは、流浪生活を送っていた。
旅先で行きずりの女性・アンと関係をもったディーンはアンの恋人をボコボコにのしてしまう。あきれるクラウリー。
男を殴り騒ぎを起こしたことで、ディーンのもとにはアバドンの手下の悪魔がやってきてしまう。ディーンを付け狙っていた様子だが、元始の剣をもったディーンの敵ではなく返り討ちにする。
人間界に滞在しているキャスのもとにはハンナが訪ねてくる。
メタトロンが投獄され再建を図る天界には生き残った天使たちが集結していた。しかし天界に戻ることを拒む異端者が現れ、彼らを捕まえ罰する手伝いをキャスに要請する。
メタトロンに「恩寵」（天使のチカラのこと）を奪われたキャスは明らかに弱っており、ハンナはそれを心配するのだが。。。
サムはオハイオで変死を遂げた人物が「悪魔に憑依されていた」と疑い、管轄の警察署へやってくる。
現場の監視カメラ映像を確認したサムは仰天、そこ映っていたのは被害者男性を襲うディーンの姿が映っていたのだ…！さらに映像に映ったディーンの目が悪魔と同じく黒く染まっているのを目撃したサムはショックを受け。。。
サムは殺害現場に赴き、そこで被害者男性の携帯電話を手にする。履歴の番号に電話すると意外な相手につながった。。。
電話の持ち主はディーンが殺したアバドンの手下。彼の携帯を持ち出したクラウリーが電話に出る。サムは、ディーンの遺体を「悪魔の器」されたと思いクラウリーを責めるが、クラウリーは「ディーンは死んでない」と告げる。
クラウリーの話が信じられないサムは否定しディーンを救出すると語るが、クラウリーはディーンは渡さない、と言い返す。必ず探し出す、というサムの言葉を嘲笑し電話切ったクラウリー。しかしサムは電話の会話中、機械を使ってクラウリーの位置を割り出していた。
とある山奥にやってきたキャスとハンナ。
天界から離反しようとしている天使・ダニエルを探しにやってきた。山で釣りをしていたダニエルは、人間界での自由に生きることを知り天界への帰還を拒絶していた。
ハンナは帰還しないなら始末する、と武器を向けるがキャスは時間をかけて説得すべきだ、と説く。
クラウリーは、自分がアバドンの手下をけしかけディーンを襲うように仕向けたことを明かす。
ディーンに刻まれた「カインの刻印」は殺しの欲求をもたらすため、それを満たす餌食が必要だった。それを満たさなければやがてディーンは本当に悪魔に変貌してしまうから、と。
さらにクラウリーはサムと電話し、わざと会話を長引かせて、サムに逆探知させる猶予を与えたことを明かす。
サムに会いたくないディーンは「ハメたな」とクラウリーを責めるが、ディーンはクラウリーから「明日までに決めろ」と、とある決断を迫られる。
クラウリーからの「決断」に思い悩んだディーンは酒を浴びるようにのみ潰れる。翌朝、アンが彼を介抱し、ディーンは彼女と一緒に「何処かへ行こう」と逃避行に誘うが彼女からは拒絶されてしまう。
そのころサムはクラウリーのもとへ車を走らせていた。
夜道で車が故障し止まってしまうと、通りがかった男が話しかけ修理のためにと車のボンネットを開ける。
そこには車を意図的に停止させる装置が仕込まれていた、それを確認するや否や、男はサムに襲いかかり、サムは気絶してしまう。
拘束され山小屋につれてこられたサム。
男の名前はコール・トレントン、ウィンチェスター兄弟のことを知っており、どうやらディーンのことを狙っている様子。
ダニエルと一晩すごし説得を試みようとするキャスとハンナ。
その夜、一同の前にはもうひとりの離反者・アディーナがやってくる。キャスとダニエルは止めようとするが、好戦的なアディーナとハンナは戦いを始めてしまう。牽制しようとしたダニエルがハンナの武器をとり振りかざしてしまうと、それを止めるためキャスはダニエルを殺してしまう。
今度は、ダニエルを殺され憤慨したアディーナはキャスを斬りつけて、逃亡する。
アディーナを取り逃がしたキャスとハンナ。
キャスは「彼らは自由を欲しているだけ」と語り、ハンナは「規律が必要だ」と言い返す。
コールはサムの携帯を奪いディーンに連絡する。
「サムの命が惜しければ指定場所まで来い」と取引を要求するが、ディーンは「サムとは縁を切った」と要求を拒絶し電話を切ってしまう。。。
