【海外ドラマ】ブラインドスポット 第1話「刻まれた謎」先行プレミア放送 レビュー

ブラインドスポット 第1話

ブラインドスポット 第1話 「刻まれた謎」あらすじ

原題は “Pilot / Woe Has Joined”

ニューヨークのタイムズ・スクエアで道端に放置されたボストンバッグが発見される。不審なバッグを発見した警察は警戒、バッグには「FBIに連絡せよ」とタグが着けられていた。

バッグを危険物だと警戒したFBIは一帯を封鎖し爆発物処理班がバッグの中身を確認しようとする。
すると突如バッグのジップが開き、中から全身タトゥーだらけの全裸の女性が姿を現した。混乱し怯えた様子のジェーンはFBIによって拘束される。

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同じ頃、ケンタッキー州の農場では、女性を監禁していた男がFBIの突入で逮捕される。
突入を指揮していた捜査官 カート・ウェラーは事件が片付くやいないや、ニューヨークで起きた「全裸女性」事件を担当することになり、ヘリコプターでNYに連れ戻される。

ジェーンは医療施設に運ばれ医師 ロバート・ボーデンの検査を受けていた。
ロバートの話によれば、彼女の身体には「ゼータ相互作用プロテイン」なる物質が大量に投与されていることが判明する。この物質はPTSD患者などに用いられ、少量与えれば忌まわしい記憶を消すことができるらしい。この物質が大量に投与されているらしい女性は記憶喪失に陥っているのだという。

カートは自分が呼ばれた理由がわからない様子だが、彼女の背中にはカートの名前がタトゥーとして刻まれていた。。。

自身の名前も思い出せない彼女には「ジェーン・ドウ」(Jane doe / 名無しの意)という呼称がつけられる。

ブラインドスポット 第1話

カートは自身が過去に関わった事件の逮捕者に関連があるとみて、部下のエドガー・リードターシャ・ザパタパターソンを捜査にあたらせる。

彼女のタトゥーは数週間前に掘られたものだと判明。カートは全員に掘られたタトゥーが何かの地図を示すものだと推測する。

事態がつかめず混乱するジェーンは責任者であるカートに面会を求める。
カートは自分の名前が彼女の背中に彫られていることを告げ、「私のことを知っているか?」と問うがジェーンには心当たりがない。

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カートはジェーンに、FBIが証人保護に使う住居をあてがい、彼女が記憶を取り戻すまで住まわせることにする。

依然、自分が何者かを思い出すことのできないジェーン。体中に掘られたタトゥーを見てパニックに陥ってしまう。

翌日、ロバートの聴取をうけるジェーン。記憶を失くしたことに絶望するジェーンをなぐさめる。

ジェーンはパターソンがスキャンした全身のタトゥー写真を目の当たりにするが、耳の後ろに掘られた中国語のタトゥーを目にすると、急にそれが判読できることに気づく。
中国語でそのタトゥーを読み上げるジェーン。その意味は“今日の日付”“とある場所の住所”だという。

ジェーンの証言を元に調べを進めると、中国人技術者・チャオの住所であることが判明。
カートは現場に急行しようとするが、ジェーンは同行することを要求する。カートは拒否しようとするのだが記憶の手がかりをつかみたいジェーンは食い下がり、渋々同行させることになる。

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カートはチャオの部屋で爆弾を作っていたらしい痕跡を発見する。

カートたちの捜索の最中、部屋の外で待たされていたジェーンはアパートの他の部屋から夫婦喧嘩のものらしい泣き声を耳にする。
部屋に向かうと暴力亭主が妻を殴っているところを目撃、ジェーンは彼女を助けようとするが、暴力亭主はジェーンに殴りかかろうとする。

するとジェーンはとっさに拳を受け止め、素早い身のこなしで応戦する。
男は刃物を取り出すがジェーンの猛攻に為す術なく倒れる。追ってきたカートが制止するが、ジェーンは自らの行動に動揺している様子。

カートはチャオのPCから中国語の動画が発見される。ジェーンの通訳によれば、どうやらチャオは3時間半後にどこかでテロを企てている様子。

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FBI本部ではパターソンがジェーンのタトゥーの中に、「上から掘り潰された」ような模様を発見する。
元々あったタトゥーを上から潰した、のだと察したパターソンが解析すると、その下には海軍特殊部隊(ネイビーシールズ)の隊員が掘るタトゥーが入っていることが判明する。

しかし、特殊部隊員は男性しかなれないはず…訝しむパターソンとメイフェア次長。

チャオが、中国からの亡命者を管轄する人物・ムーアを狙っているのだと踏んだFBIはチャオの携帯を追跡し、地下鉄へとやってくる。

しかしカートたちが尾行するなか、チャオの携帯には何者かから尾行を知らせるメールが入る。
チャオに気づかれたと感づいたカートたちは彼を追い詰めようとするが、チャオは列車に手製の爆弾を仕掛け、逃亡してしまう。

カートはとっさに爆弾を抱え線路内を走り出す。線路の向こう側へと爆弾を放り投げるカート、直後大爆発が起こる。現場は混乱するが、けが人は出ず、カートも無事だった。

カートは、この爆弾はチャオが逃げるための時間稼ぎで、テロの本命ではないと推察する。
ジェーンはチャオのPCのメール履歴を翻訳し、彼の母親が亡命嘆願の末、中国で殺されたことを知る。チャオはそれを救ってくれなかったアメリカを憎み、「亡命者の母」(=自由の女神)を爆破しようと企んでいたのだった。

カートたちは急いでニューヨーク・リバティ島へと向かう。

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自由の女神にやってきたカートたちはチャオを発見するが、チャオの放った銃弾でジェーンは腕に被弾してしまう。

カートはチャオを追うが、チャオに人質に取られてしまう。
ジェーンは怪我を負いつつもカートの銃を手にとりチャオに向ける。カートは自分に構わず撃つように指示、するとジェーンは正確無比にチャオの肩を撃ち抜いた。

その瞬間過去の記憶らしき光景がフラッシュバックするジェーン。彼女は謎の漢によって射撃訓練を受けていたらしいのだ。。。

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ジェーンの見せた語学力、格闘術、狙撃能力、どれをとっても並外れている。カートは彼女が訓練されたプロだと推測する。
さらに彼女の身体に刻まれたタトゥーは事件解決の緒になる、とカートは彼女の重要性を解く。

ジェーンの処遇は別の機会に考えるということでFBI一行は解散する。

ジェーンはチャオから何か情報を聞き出すことを期待したが、被弾し病院に送られたチャオは、病院にやってきた男によって始末されてしまう。
その男とは…ジェーンが呼び起こした記憶の中で、彼女に訓練を施していた人物だった。。。

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