【海外ドラマ】ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン5 まとめ【S6にむけて】

今月から海外ドラマを多く放送しているCSチャンネル・スーパードラマ!TVで海外ドラマ「 ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン6 」がはじまりますね。
配信系のサイトなどではすでに国内でも見れるところがあるようなのですが、テレビでは日本初放送だそうで。はじまるまえからすでにチェックする予定でいるんですが、シーズン6を見始める前に前シーズンのおさらいをしておこうと思います!
長寿作になりつつあるので、最初から見るのが面倒…って方のために ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン5 までのお話をまとめて見ようと思います。

これからシーズン6を見始める方はぜひチェックを。。。

ヴァンパイア・ダイアリーズ とは

ヴァンパイア・ダイアリーズ シーズン5

2008年に公開された映画『トワイライト~初恋~』の大ヒットに端を発し、全米で社会現象ともいえるヴァンパイア(吸血鬼)ブームが巻き起こる中、「ゴシップガール」や「スーパーナチュラル」など数々のヒットシリーズを抱える米The CW局で2009年9月より放送開始された「ヴァンパイア・ダイアリーズ」。

アメリカの女性作家L.J.スミスによる四部作のベストセラー小説を基にした本作は、イケメンのヴァンパイア兄弟とヒロインが三角関係を繰り広げるというロマンティックなラブストーリー+ホラー要素、さらにネクストブレイクが期待される若手俳優の大挙出演で、若年層からの圧倒的な支持を獲得し、The CW局の看板番組となっている。

「ヴァンパイア・ダイアリーズ」は本国では現在、最新シーズンとなるシーズン6が放送中。全米ティーンの人気投票による“ティーン・チョイス・アワード”では番組開始4年連続で最優秀テレビ番組賞・主演男優賞・主演女優賞(ファンタジー・SF部門)を連続受賞するなど快挙を達成!圧倒的な人気で全米中の注目と話題を集めている。

製作総指揮は「スクリーム」「ラストサマー」のケヴィン・ウィリアムソン!

本作で制作総指揮を務めるのは、90年代に映画「スクリーム」や「ラストサマー」といった大ヒットスリラー映画の脚本を手がけ、一大ブームを巻き起こしたケヴィン・ウィリアムソン。

その後、青春ドラマ「ドーソンズ・クリーク」の制作総指揮も手掛けたウィリアムソンにとり、スリラーと青春ものの要素を兼ね備えた本作「ヴァンパイア・ダイアリーズ」は、彼のフィルモグラフィーの中でも集大成と言える作品かもしれない。

若年層からの圧倒的な支持!

本作の第1話は490万世帯の視聴者数を獲得、これはドラマの第1話としてはCW史上最も視聴された作品となる。

そしてシーズン1は平均視聴者370万人、同時間帯の中で十代女性(12〜17歳)で第1位、木曜夜の全番組中で同じく十代女性(12〜17歳)で第1位、2009年から2010年にかけてのシーズン中、ヤングアダルト層(12〜34歳)、十代全体(12〜17歳)、十代女性(12〜17歳)でCW中第1位を獲得と、若年齢の視聴者層から絶大な支持を受けた。

登場する要素 をおさらい

まずはシリーズ独特の世界観設定をおさらいしてみます。

ミスティック・フォールズ

ドラマの舞台となる架空の街。アメリカ・バージニア州にあるとされている。

超自然的存在

このシリーズにおいては人間以外の種族のことを指す。(オカルト=非科学的の対義語として超自然的と表現されている模様)

ヴァンパイア

ヴァンパイア

人の血を糧とし不老不死。身体能力の向上、暗示、再生能力などを有する。魔女によって魔術で不老不死となった存在。

伝説とは違い、噛まれただけではヴァンパイアは伝染せず、ヴァンパイア化するにはある一定の条件を踏む必要がある。大元の噛み主(オリジナル・ヴァンパイア)が死ぬと、後継のヴァンパイアすべてが死ぬ。
太陽の光や木の杭、バーベナ(後述)が弱点。人狼に噛まれると死ぬ。心臓をもがれると再生せず死ぬ。ヴァンパイアが死ぬと体の表面がミイラ化する。ニンニクや十字架は効果なし。

ヴァンパイアになるためには下記の手順が必要。

  1. ヴァパイアの血を飲む
  2. ヴァパイアの血が体内にある間に一度死んで、蘇生する
  3. 一定時間内に人間の血を飲む

伝説のように「ヴァンパイアに噛まれる」ことは必須条件ではない、ステップ3を飛ばすと死ぬ。

人狼

人狼

いわゆるオオカミ男。
生まれ持った資質だけでは変身することはなく、だれかを殺すとそれがきっかけとなり満月を見ると変身するようになる。変身する時、体中の骨が折れ苦しむ。変身中は自己抑制できず記憶も残らない。
弱点はトリカブト。

魔女

魔女

さまざまな魔術が使え、複数人で協力するとその力を増幅できる。最古の魔女がケツィア(後述)。
自然の法則に逆らった魔術を使う。

ドッペルゲンガー

ドッペルゲンガー

このドラマの中では、一般的に知られているオカルトの「ドッペルゲンガー」とは設定が異なります。

2000年前の魔女が魔法で不死の存在(ヴァンパイア)を創りだしたことで、自然がバランスをとるために生み出した存在。その時不死となったサイラスとアマラ(後述)とまったく同じ姿の死ぬ存在として誕生した。
顔が同じということ以外は普通の人間と変わらず、不死でもない。(エレナとキャサリンはヴァンパイア化したため不死)

サイラスとアマラが存在している限り、どこかでドッペルゲンガーが誕生していたが、シーズン5でサイラスとアマラが死んだため、それ以降は新たなドッペルゲンガーは誕生しなくなった。

ハイブリット

ハイブリット

人狼とヴァンパイアの混種を指す。
始祖はクラウス(後述)。人狼をヴァンパイア化させドッペルゲンガーの血を与えることでハイブリットに変貌する。ハイブリットに噛まれてもハイブリットにはならず普通のヴァンパイアになる。満月をみても勝手に変身しなくなる。

ヴァンパイア・ハンター

ヴァンパイア・ハンター

本能的にヴァンパイアを狩る者。ヴァンパイアによる暗示が効かない。

シリーズに登場するヴァンパイアハンターの一団に「ザ・ファイヴ」がある。彼らは魔女の恩恵を受けたハンターでサイラス(後述)を葬るために生まれた。常に5人存在し、誰かが死ぬと次の候補者が誕生する。ジェレミー(後述)もこのひとり

トラベラーズ

魔女と同じく魔術を使う種族。魔女とは異なり自然の法則を侵さない魔術を使う。
2000年前に魔女によって呪いをかけられ、特定の場所にながくとどまったり仲間同士で集うことができない(そうするとその場所に災害や伝染病が発生する)。そのため居住地をもたず旅をして暮らしている、それ故「トラベラーズ」と呼ばれる。

サイラスやケツィアも元はトラベラーズ。
シーズン5では魔女の呪いを解くために大人数のトラベラーズが結託し魔女の魔術を無効化しようと画策した。

ゴースト

読んでそのまま死んだ者の霊。超自然的存在は死んだ後ゴーストとして煉獄をさまよう。

煉獄(向こう側)

最古の魔女・ケツィアによって作られた次元。「向こう側」とも呼ばれる。
現実世界と並行して存在しているが、見えないベールで阻まれており、現実世界の人間は向こう側の存在に気がつくことができない。超自然的存在は死んだ後、天国にも地獄にも逝くことはできず、煉獄の中をさまよう。

自分を裏切ったサイラスが死んだ時あの世で浮気相手と一緒になることすら許さない、というケツィアの情念の賜物。
アンカーと呼ばれるこの世と煉獄をつなぐ存在が必要不可欠。シーズン4ではボニーの魔術によって現実世界とのベールが取り払われ、死んだはずの超自然的存在(コールやジェレミー)が一時的に復活した。シーズン5ではアンカーであったアマラが死に代わりにボニーがアンカーとなる。

キュア

サイラスと一緒に封印されていたアイテムで、これを飲むとヴァンパイアから人間に戻ることができる。
しかし封印されていたのは一人分のキュアしかなかった。

シーズン4ではレベッカやステファンがこぞってキュア争奪戦を繰り広げるなか、最終的にはキュアを望んでいないキャサリンがこれを飲み、人間(ただのドッペルゲンガー)に戻った。

バーベナ

ヴァンパイアの弱点のひとつ。
実際に存在する植物であり、このエキスに触れるとヴァンパイアの能力が低下する。

バーベナ

日光から身を守る指輪

魔女によって術をかけられた指輪。ヴァンパイアが太陽から実を守るために着用する。殆どのヴァンパイアが所持。

蘇生する指輪

超自然的存在よって殺された人間がこれを着用していると蘇生することできる。
しかし着用者本人が超自然的存在の場合は蘇生されない。現在はマット(後述)が所持。