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【海外ドラマ】クワンティコ FBIアカデミーの真実 第12話 「ターニングポイント」レビュー

海外ドラマ・ クワンティコ FBIアカデミーの真実 第12話 「ターニングポイント」が放送(Dlife見逃し配信でも配信)されたので今回もレビューしてみます。第2のテロが起きてしまい再び四面楚歌のアレックス。そしてついにテロの真犯人がアレックスに接触してきます。

前回のレビューはコチラ。

【海外ドラマ】クワンティコ FBIアカデミーの真実 第11話 「2発目の爆弾」レビュー

クワンティコ FBIアカデミーの真実 第12話 あらすじ

原題は “Alex”

過去視点

アカデミーの今回の訓練は1期上の先輩訓練生達との試合形式。勝った方が負けた方の訓練生から5名を選んで落第にすることができる。

僅差の成績を残した両チームは同点、決着をつけるためチーム戦で人質救出訓練を行う。相手チームは人質を犯人に変装させていたためアレックスたちは誤射、結果はアレックス達の負け。ルールとセオリーに縛られた結果、誤った判断を下してしまったのだ。

アレックスの同期から3名が脱落。しかしルールを守らなかったことを不公平と考えたミランダは残り2名を先輩陣から選び脱落させる。
そして残った両チームメンバーを新たに同期として残りの訓練を一緒に受けさせることに。とうぜん両チームは猛反発するも従わざるを得ない。

未来視点

第2のテロ、FBI指令センターが爆破されたことで、FBIはこのテロはイライアスの単独犯行だと断定。
それに対し、アレックスはイライアスを操っていた人物がいると主張するもFBIはこれを否定。上院議員であるケイレヴの母・クレアもこれを指示しテロ犯の汚名を濯いだアレックスは再び四面楚歌に。しかし市民の多くはアレックスの主張を支持。

リアムとミランダによって、アレックスたち同期はテロ捜査からはずされる。元の職に復帰するためアレックスは事実の検証すすめるが、ナタリーはFBIに対してした「証言を覆す」ことを勧める。
テロ捜査をイライアスの単独犯、ということで方を付けたいFBIとクレアは圧力をかけ、公聴会でサイモンに「イライアスの単独犯だった」と証言させる。
リアム、ミランダを含めアレックス以外はすべておなじく「イライアスの単独犯」との証言。皆の証言に肩をおとすアレックス。

いっぽう逃亡中のアレックスを手助けしたハッカー集団・アンノウンのダンカン・ハウエルは「選択肢がなかった」という言葉を残して自殺する。
さらに、療養から復帰したライアンはアレックスの元を訪れる。ライアンが持ってきた情報、それは自脱したダンカンは4日前FBIで司法取引をして刑務所入りが確定していた。刑務所入りを恐れたダンカンは自殺を選んだ、というもの。

再開された公聴会でアレックスは一転、証言を覆す。ダンカンの事実をつきつけられライアンに説得されたから?
FBI一行は肩をなでおろしたが、アレックスを支持していた市民は猛反発。さらにシェルビー、サイモンには拒絶されライアンには「真実を言っていない」と罵られる。ライアンの助言を聞き入れた結果がこれとはなんとも哀れ。。。

ふたたび四面楚歌となり酒に溺れるアレックス、そこへ一本の電話が。テロの真犯人からの電話だ。
電話の相手に先導されて行き着いた場所で見たものは…爆弾をまかれたナタリーの姿だった。

クレイトンは死亡、クレアは生きていた。

第2のテロで、FBI指令センターが爆破。
ケイレヴの父・クレイトンを含む32名の捜査官が殉職した。前回のながれだとリアムがクレアを指令センターへ誘導するシーンがあったので、てっきるクレアの死亡フラグだと思っていたのですが、クレアは無事だったようです。

今回、未来視点でアミン姉妹が一切でてきていませんが、どうやら主要キャラは全員無事な様子。ホッ。

チャーリーを拉致したのは?

瀕死の重傷でみつかったミランダの息子チャーリー。何者かによってさらわれたらしいのだが、チャーリーはそれについてハッキリと証言しない。

ミランダに心を開かないチャーリーをアミン姉妹が尋問する。高圧的なニマは失敗し、物腰柔らかなレイナはチャーリーの心を開くことに成功する。チャーリーは自分を拉致した人物の名を明かしました。

さすがこれがレイナの実力か!という感じですが、この後レイナは不審な行動に出ます。
チャーリーが名前を明かしたにも関わらずレイナはそれをミランダやニマに報告していません。さらにチャーリーが明かした名前の相手でしょうか?不審な人物とチャットで連絡をとりあうシーンが…!

サマルが誘拐された

ケイレヴによって腹違いの姉・サマルの詐欺行為が発覚したシェルビー。

しかしそれによって傷ついたはずのシェルビーはサマルと連絡をとり何かを企む。未だ自分の詐欺がシェルビーにはバレていないと思い込んでいるサマルをアメリカに呼び出したのだった。
呼び出し場所に現れたのは中東系の男ひとり。サマルの夫だという。詐欺のことは夫も知っていた。サマルはケイレヴの脅迫の翌日姿を消した。夫によれば何者かによってさらわれたらしく、他にたよるアテのない夫はシェルビーにサマルを探すよう頼みにきたのだった。

仲違いしていたケイレヴとシェルビーですが、サマルを探しだすため再び距離を近づけ協力することに。
そこでケイレヴがみつけだしたのは、サマルの夫のメール。
シェルビーに姉妹であるよう騙すことをそそのかした何者かとのメール履歴で、この相手をケイレヴが特定。そしてそのメールがクロアチアから送られていたことを掴んだのでした。

あとがき

[rating]

「ターニングポイント」という題にふさわしいちょうど中間地点となった今話ですが、いよいよテロの真犯人がアレックスに接触してきました。

これまでもサイモンやシェルビーと仲違いするシーンはあったものの、ライアンにまで見放され、ニューヨーク市民全体にも総スカン、完全孤立状態のアレックス。。ライアンが説得しに来てそれに従った結果がこれではちょっと可哀想な気も…。
これまでひたすら仲の悪かったナタリーが唯一、アレックスによりそっている感じもあり、それがとても印象的でした。

そして真犯人。
いよいよ接触してきた真犯人は、ナタリーに爆弾を巻きつけ今度はアレックスに爆破役をさせる気のようです。イライアスのようにタダで真犯人に使われてしまうアレックスではないと思いたいですが、いったいどうやって切り抜けるのか?
ここでの人選がナタリーというのも皮肉めいた意図を感じざるを得ませんね。。

電話をかけてきた真犯人の声は変声期みたいなものでロボットボイスになってはいましたが、この声の感じ…ケイレヴじゃね?
そう感じたのはボクだけでしょうか?

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